令和5年度  森林組合会計実務研修会開催

7月6日~7月7日の二日間、安曇野市のもくりゅう館で、令和5年度森林組合会計実務研修会を開催しました。本研修会は、新しく森林組合に入った職員、もう一度会計を学びなおしたい実務者を対象としました。

初日の午前中に会計・簿記の基礎と消費税について学習しました。午後は指導部門、販売部門の買取・受託について取引例題を見ながら実際に問題を解きました。2日目の午前中に森林整備部門の森林整備事業(受託・請負)と購買事業の取引例題を行い、2日目の午後からは受託森林整備事業の精算書の解説や事業管理費、事業外損益、特別損益の決算時の仕訳について研修し、実務に直結する内容としました。

森林組合の会計は事業やあり方の多様さ、補助金を活用することから勘定科目や会計処理に独特なものがあり、複雑になっています。長野県森連では引き続き公正な会計処理を徹底し、森林組合の事業に資するようサポートしていきます。