令和3年度 長野県林業職員協会県大会開催

10月19日(火)、上田市富士山の上小森林センターにて、令和3年度長野県林業職員協会県大会を開催しました。

当日は、会員である市町村や森林組合など県内各地から51人が参加されました。

今回は、昨年池田町で開催した県大会でデモンストレーションを行った高精度GNSS機器による測量を、より実務で活用できる一歩踏み込んだ内容で構成しました。

午前中は、長野県林務部森林づくり推進課による「造林補助申請におけるGNSSの活用について」の説明をいただき、実際に高精度GNSSレシーバー「DG-Pro1」での測量を参加者が班に分かれて行いました。

長野県林業職員協会 南都会長による主催者挨拶
DG-Pro1でのGNSS測量

午後からは、午前中に測量したデータをGISソフト「QGIS」を使って整理し、造林補助申請に必要な図面の作成を行いました。

QGISでの図面作成演習
森林調査業務の効率化は事業量確保の一助となる

また、既に導入した森林組合での活用事例を、松本広域森林組合と北信州森林組合から発表していただきました。

実務に直結した内容から、参加者同士での活発な意見交換や組織を超えた協力もあり、有意義な県大会となりました。