ながの森林・林業フェア2026 ご来場ありがとうございました

令和8年10月17日、長野市の茶臼山自然植物園で開催された「長野の森林・林業フェア ~長野の森で遊ぼう~」に出展しました。

このイベントは、長野市や林業関係団体で構成される実行委員会が主催し、子どもから大人まで幅広い世代が森や林業に親しみ、その魅力や役割を体験できる普及啓発イベントです。
当日は爽やかな秋晴れに恵まれ、茶臼山の豊かな自然に囲まれた会場には、多くの来場者が訪れました。木や森林の魅力を五感で楽しんでいただける絶好の一日となりました。
当会のブースにも多くの皆さまにお立ち寄りいただき、子ども95名、大人73名、合計168名の方々にご参加いただきました。世代を超えて木に触れ、香りを感じながら交流する様子が見られ、会場は終日笑顔と活気に包まれていました。

 

当会では、伊那市西箕輪の「やまとわ」様が製造する経木(きょうぎ)「Shiki(シキ)」を使用したランタンやオーナメントづくりのワークショップを実施しました。木のぬくもりや香りを感じながら作品づくりを楽しんでいただき、一人ひとりの個性が光る素敵な作品が数多く完成しました。

経木は、木を紙のように薄く削って乾燥させた日本の伝統的な木製素材です。調湿性や通気性、抗菌性に優れ、料理の敷紙や包装材として使われるほか、近年ではクラフト材料としても注目されています。ほのかな木の香りや美しい木目を楽しむことができ、環境にもやさしい素材です。

 

また、当会が参加する「香るNAGANO推進コンソーシアム」の活動の一環として、長野県産精油のPRを目的に、「香りガチャ」と、精油を楽しむためのディフューザーとして活用できる「アロマペンダントガチャ」を実施しました。

アロマペンダントは、長野県内で活動する木工作家の皆様に製作していただいたオリジナル作品です。木の温もりを感じられるデザインと、好きな精油を垂らして持ち歩ける楽しさから来場者の皆様に大変好評で、「かわいい」「木の香りと一緒に楽しめるのが良い」といった声も聞かれました。

 

精油は、伊那谷の森林資源を活用した製品づくりを行う「つなぐ里山」様にご協力いただきました。
つなぐ里山様では、南アルプス伊那谷の森で間伐した木から上質な枝葉のみを厳選し、伐採から蒸留、製品化までを一貫して行っています。防腐剤や界面活性剤などの添加物を使用せず、南アルプスの麓の天然水を用いて丁寧に抽出された精油は、森林の豊かな香りをそのまま感じることができます。

ガチャをきっかけに、来場者の皆さまにはアカマツ、カラマツ、スギ、ヒノキ、モミ、サワラ、クロモジ🌿6種類の木の香りの違いを楽しんでいただくとともに、森林や木材利用について会話を交わす貴重な機会となりました。「同じ木でも香りが違う✨」「こんな香りの木が長野県にあることを初めて知った」などの声も聞かれ、木の香りを通じて森林への関心を深めていただくことができました。

 

 

また、精油🫧ができるまでには、森の中で枝葉を集める地道な作業や、丁寧な蒸留工程が必要であることを紹介し、普段なかなか知ることのできない森の仕事や森林資源の活用についても理解を深めていただきました。長野県には多様な樹種🌳があり、それぞれが異なる香りや特徴を持つことを知っていただく機会にもなりました。

さらに、木の香りを体験した後に経木のランタンづくりを行うことで、森林で育った木が木材となり、経木という製品へ生まれ変わり、私たちの暮らしの中で活用されていることをより身近に感じていただくことができました。香りの体験とクラフト体験がつながることで、森林資源の循環や木の新たな魅力✨を伝える機会となりました。

当会では、今後も木の香りや木材利用を通じて、森林の魅力や森と暮らしのつながりを伝える活動を続けてまいります。ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。