第6回森林再生基金(農林中金森力基金)事業完了

当会では、第6回農中森力基金事業により松本広域森林組合と合同で松くい虫によるアカマツ被害林の再生と被害材活用の実証事業に取り組みました(→森力基金事業ニュースリリースはこちらから)。

本事業では、現在県内の森林組合等でも普及が進んでいる汎用型ドローンによる空撮を行って、アカマツ被害林の資源量把握を行ったうえでアカマツの伐採を行い、抵抗性家系アカマツの植栽や広葉樹への更新を行って里山の再生に取り組みました。伐出したアカマツは一部チップ化し、近隣の木質バイオマス発電所に納入して有効利用を図りました。

事業の内容については、去る令和3年11月15日にWEB開催された『第15回森林組合トップセミナー・森林再生基金事業成果発表会』にて報告を行いました。詳しくは下記報告資料をご覧ください。

なお、事業の概要については、松本広域森林組合の広報誌にも紹介されています(→松本広域森林組合広報誌はこちらから)。

ドローン空撮により森林資源量を把握

被害材の伐出は慎重に行います
林床に侵入した有用広葉樹の生育を促すための低木除去
伐出したアカマツ被害材
小型チッパー機によるチップ化
生産したチップ
事業の完了した現場
事業地に設置した看板