森林組合職員会議を開催しました
2021年8月10日に安曇野市三郷のもくりゅう館で「森林組合職員会議」を開催しました。
この会議は、今年が策定検討期間となっている次期森林組合系統運動へ取り組むキックオフと位置付けられ、当日は受付での検温や消毒とマスク着用、会場の換気や参加者の間隔を取るなど、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を実施する中で、各森林組合から27名が参加しました。
午前中は県林務部から、森林組合法改正の内容をを反映した県で行う森林組合指導方針の改正と、森林整備事業(公共)の実務とGNSS測量による造林事業調査の進め方について説明がありました。質疑応答ではGNSS測量での申請方法など実務的な質問があり、新技術の導入による測量業務の省力化などへの各担当者からの期待が伺えました。
午後は全国森林組合連合会から、次期森林組合系統運動~JForestビジョン2030(仮称)~の策定にあたり、各県森連、森林組合で取り組む「新系統運動検討用ワークシート」の進め方について説明いただきました。
森林組合系統運動は、森林組合系統全体が一つの方向性に向かって団結することにより協同の力を生み出すことを目的とした活動です。
この取り組みを活用し、地域の森林整備の主たる担い手として組合員や地域自治体から必要とされる森林組合系統を目指し、成熟した森林資源を最大限活用する持続可能な林業経営を行っていくことが期待されます。