RTK基準局の設置を開始しました!
当会では、県内森林組合の事務所等にRTK基準局の設置を進めています。RTK基準局を設置することで、GNSS測量における位置精度が向上し、測量業務の効率化が実現できるほか、近年林業界で導入が進むドローン空撮による測量や森林資源量解析にも応用することができます。
森林整備の実施に当たっては、境界の測量に加えて事業面積の確定や森林資源量解析など多くの手間がかかります。本事業は、森林整備の円滑な実施と林業のDX化を目指して会員森林組合の協力のもと実施しています。
4月18日に、その第一号として、松本広域森林組合筑南支所に設置を行いました。基準局についてはスタティック測位を行い、近隣の電子基準点のデータを用いて測位処理、網平均計算を行って位置を確定しました。
今後、県内全域で基準局からの距離が概ね20km圏内に収まるような計画で、今年度中を目途に森林組合の事務所等にRTK基準局の設置を行っていきます。
RTK測位についてはこちらの資料をご確認ください。