【根羽村森林組合】低コスト再造林プロジェクトの現地打合せが行われました!

9月2日(水)根羽村森林組合事務所にて、低コスト再造林プロジェクトの現地打合せが行われました。

低コスト再造林プロジェクトは、林業の成長産業化および持続可能な循環型の森林・林業経営を目指して、全国森林組合連合会と農林中央金庫によって立ち上げられました。

このプロジェクトは、全国3か所(長野県〔根羽村森林組合〕・広島県〔三次地方森林組合〕・宮崎県〔都城森林組合〕)をモデル施業地とし、

〇コンテナ大苗の利用による伐採と造林の一体作業によるコストの低減

〇早生樹の活用や低密度植栽による伐期の短縮(従来の50年から30年に短縮)

について試験的に施業を行い、新たな販路の開拓も視野に入れつつ、生物多様性や水土保全機能にも配慮した循環型の森林・林業経営のひとつの施業体制を目指すものです。

  

今回の現地打合せでは、物林(株)の大貫氏をはじめ4名の講師からプロジェクトの意義や内容について確認し、プロジェクトの試験地選定と現地の視察を行いました。

試験地は現在スギの壮齢林で、皆伐作業時に早生樹であるコウヨウザンが植栽される予定です(伐採と造林の一体作業)。