長野県林業職員協会 令和7年度県大会開催

11月6日〜7日に令和7年度長野県林業職員協会県大会が開催されました。

会員の森林組合職員、市町村林務担当者など県内各地から24名が参加し、初日は、佐久市森林セラピーロード「春日の森」周辺の森林内で、林業技術競技会が開催されました。

 競技は7種目(樹高、胸高直径、単木材積、林分面積、林分材積、作業道距離、架線距離の目測)で機器を用いずに計測を行うものです。競技会場では、間伐直後でアカマツとカラマツが混合した林分の状況や林分面積の形状を複雑にしたこと、作業道距離を長くしたことにより、昨年度よりも高い難易度の問題に参加者は悩みつつ真剣に取り組んでいました。

 2日目は春日温泉「もちづき荘」にて森林認証に向けた勉強会を行いました。佐久森林認証協議会の岩崎様、(一社)日本森林認証協議会 森林認証室の小倉様を講師として迎え森林認証の背景や意義、今後の目標について、再度勉強を行いました。佐久森林認証協議会は、H29年の立ち上げから森林認証に関わる活動を行っています。講演の場では、成果や課題について共有していただいたため、森林認証の概要だけでなく、利点や欠点についても知見を深めることができました。

 今年度での林業職員協会の活動は、県大会にて終了となりますが、次年度も森林組合職員、市町村会員の日々の業務に貢献できるような研修内容や活動を考えていきます。