信州伐木チャンピオンシップ2025
連日の猛暑が続く中、8月30日(土)に木曽町の長野県林業大学校グラウンドにて、「信州伐木チャンピオンシップ2025」が開催されました。
林業就業者の安全意識の向上及び競技を通じた林業就業者間の交流を図るとともに、林業の魅力の発信や新規林業就業者の確保を目的に長野県では2回目の開催となり、選手は、県内林業経営体・林業大学校から21名の選手が出場しました。
当日は、地面から7℃に傾いた丸太に対して、垂直に下側から1本、上側から1本切り出す「丸太合わせ切り競技」と、立木に見立てた丸太を15m先の目標に向かって伐倒することを想定し、受け口・追い口を切り出す「伐倒競技(簡易方式)」の2種目が行われました。当会からも、計測スタッフ等で競技運営に協力し、森林組合系統を紹介するパネル展示も行いました。
また、デモンストレーションとして、競技経験者に丸太に差し込まれた30本の枝を切り払い、スピードと正確性を競う「枝払い競技」や立木に見立てた木を切り倒し、定められた方向に正確に伐倒する「伐倒競技」(マストツリー)の実演が行われました。
当会では、林業労働災害撲滅を目指し、チェーンソー作業における安全作業の啓蒙と、林業従事者の地位向上、担い手確保に向け、伐木チャンピオンシップの活動を引き続き支援してまいります。
丸太合わせ切り競技
伐倒競技(簡易伐倒)
伐倒競技(マストツリー)