長野県林業職員協会 令和6年度県大会開催
10月24日〜25日に令和6年度長野県林業職員協会県大会が開催されました。
会員の森林組合職員、市町村林務担当者など県内各地から36名が参加し、初日は、霊犬早太郎伝説でも有名な上伊那の名刹「光前寺」にほど近い、駒ヶ根高原「大沼湖」周辺の森林内で、林業技術競技会が開催されました。
開会式では、長野県林業職員協会の山下 貴之会長と長野県森林組合連合会の村松 敏伸専務理事より主催者挨拶があり、上伊那地域振興局林務課課長 逸見 玲子様、駒ヶ根市農林課課長 入谷 吉博様、上伊那森林組合専務理事 富山裕一様より来賓の挨拶をいただき、競技会がスタートしました。
競技は7種目(樹高、胸高直径、単木材積、林分面積、林分材積、作業道距離、架線距離の目測)について機器を用いずに計測を行うもので、今回は南信三郡職協技術競技会との併催となりました。日々の業務で培った森林をみる目が発揮され、誤差ゼロの回答が出るなど大いに盛り上がりました。
2日目は駒ヶ根高原スキー場のゲレンデと、宿泊・懇親会会場となった駒ヶ根高原リトリートすずらん颯の大広間にて㈱旭テクノロジーによる「運搬用ドローン実演会と植栽現場における実証成果報告」が行われました。
今年の春に発売開始した最新機の実演ともあって、会員からは運用に関わる質問が相次いだほか、実際に現場に投入したいという相談もありました。
県大会を通じて、普段は異なる地域で長野県の森林・林業に携わる者同士、世代を超え、交流を深めることができました。