長野県協同組合連絡会「IYC2025 持続可能な地域社会づくりについて、協同組合とともに考える交流会」
2025年2月20日(木)長野市生涯学習センターにて開催された、協同組合職員交流集会に県森連の職員4名が参加しました。
2025年は国際協同組合年(IYC2025)のため、持続可能で活力のある地域社会の実現に協同組合がより貢献するためのきっかけや国際協同組合年を学ぶ機会として、長野県協同組合連絡会が当交流会を開催することになりました。
講演会では、「協同組合ってなぁに?~国際協同組合年を機に考える~」と題して一般社団法人 日本協同組合連携機構 (JCA)小島愛美氏から協同組合の定義、日本の協同組合の現状についての解説がありました。地域社会の現状や課題を解説した後に、課題の解決のために協同組合が行っている活動(フードバンクや買い物支援・災害復興支援等)についての紹介がありました。
同じく、JCA横溝大介氏からは、グテーレス国連事務総長による国際協同組合年におけるメッセージの要点や国際協同組合年として、記念活動を行うためのIYC2025全国実行委員会の発足や、委員会の活動目標についての解説がありました。IYC2025全国実行委員会では、活動目標として、協同組合に対する理解を促進し、認知度を高めることや、地域の課題解決のための協同組合間の連携を強化すること、協同組合の活動・事業を通じてSDGs達成に貢献することを目標に活動しています。
また、「持続可能な地域社会に向けて、私たちにできることを考える」をテーマに、グループワークを行いました。各組織特有の悩みや共通として認識している地域社会にある課題を出し、どんな解決方法があるかを考えて共有し発表を行いました。各グループで活発に出た話題として、労働者の後継者不足や人口減少による地域社会の弱体化などがあげられ、解決するための手段として、福利厚生の充実や多世代が集う場の提供、地域のイベントの拡充等各グループ画期的なアイデアがありました。
協同組合である県森連としても、他の協同組合と連携を取りつつ地域の林業・社会に貢献したいと思います。