県産材利用促進の要請を行いました

 

 平成29年8月4日、長野県森林組合連合会、長野県木連、中部森林管理局外4団体で構成する長野県県産材振興対策協議会(会長 宮崎正毅)は、県産材の利用促進のため要請活動を行いました。この要請は毎年継続的に実施しており、今年は長野県住宅供給公社(太田寛理事長)と平成33年開館予定の信濃美術館担当部署である長野県県民文化部(青木弘部長)(信濃美術館整備室)に対し県産材の活用を要請すると共に、長野県の特産樹種である「信州からまつ」は他の樹種に比べ強い強度をもっており、また色合いが時間と共に濃くなって独特の飴色となり木目の美しさを引き立たせること、そして全国に先駆けた「信州木材製品認証制度」によって品質が保証された安心安全な木材であることなどを説明しました。
 長野県住宅供給公社へは無垢材を使う「信州型接着重ね梁」の活用等を提案しました。県民文化部青木部長は「信濃美術館は多くの人が訪れる施設。長野県らしさをいかに出すか。木材は県産材を使うよう検討していきたい」との意向を示されました。信州プレミアムカラマツの供給、販売を開始することに併せて、県産材の需要がより活発になることを期待します。

 
 宮崎会長(右)より長野県住宅供給公社 古厩専務理事(左)へ要望書を手渡す

 

 宮崎会長(右)より長野県県民文化部 青木弘部長(左)へ要望書を手渡す