令和6年度森林組合初任者研修会

 2024年4月22日から23日にかけて森林組合初任者研修会を長野県林業センタービル内にて開催しました。

 本研修会では、森林組合職員として、働くうえで必要な知識やマナーを学ぶ場として毎年開催されており、今年は8つの森林組合と県森連から15名が参加しました

研修内容は下記のとおりです。

・長野県の森林・林業を取り巻く状況について
    長野県林務部 信州の木活用課 日詰 究 担当課長

・森林組合の事業について

・森林組合の会計について

・ビジネスマナーの基礎知識
    (一財)長野経済研究所 中島 直子 主任インストラクター

・グループワーク

・森林組合職員として求められるもの

 参加者は、フレッシュな新卒者や他業界からの転職で入組した職員等様々な方がおり、熱心に各研修を受けていました。特に森林組合の会計では、会計について初めて触れた方や仕訳を行ったことが無い方は大変悩んでいる様子でした。また、グループワークでは、「林業業界を盛り上げるためには」というテーマをもとに、3班に分かれて活発な議論が交わされ、林業業界に対する改善点や期待することなど、参加された一人ひとりが、当事者意識をもっていることがわかりました。

 労働者不足や木材価格の長期的な下落等のさまざまな課題が林業業界では山積していますが、長野県の林業をともに盛り上げていく、地域の森林組合職員として担っていくことが期待されます。