スマート林業技術実践研修会開催

スマート林業に関する技術は日進月歩であり、業務効率化に活かしていくためにはGIS等の基礎的な技術を習得するとともに、新たな技術への対応と業務への応用力が不可欠です。

県内では多くの組織でQGISやGNSS測量技術の活用が進んできていることから、本年度は基礎技術の研修会に加えて、ドローン(UAV)空撮画像による森林測量や資源情報把握、QGISを活用した応用編の研修会を開催し、更なる技術レベルの向上を図りました。研修会の内容は下記のとおりです。

2025年11月5日(水) GNSS測量・QGIS基本操作研修会(塩尻市)

県内で普及が進む高精度GNSS測位機器を用いた測量方法及び測量に便利な地図アプリの操作や、測量成果の造林補助申請への活用方法を習得しました。また、スマート林業技術の活用に欠かせない、GISの基礎知識を学び、QGISによる森林情報の管理・分析の基本操作を実習形式で研修しました。

2025年12月2日(火)~3日(水) 地形から読む 森林ゾーニング研修会(塩尻市)

元長野県職員で「CS立体図」を開発するなど、地形解析や山地防災の第一人者である、(株)ジオ・フォレストの戸田堅一郎氏を講師に招き、森林ゾーニングの考え方や地形判読、CS立体図等による災害リスク箇所や施業適地・不適地の判読方法を習得しました。

2026年1月23日(金) ドローン測量研修会(安曇野市)

令和8年度から、造林補助金の事業エリアの面積測量でドローン空撮画像活用が可能となることを踏まえて、ドローン飛行に関する基礎知識と飛行の実習、空撮画像による測量や現場管理、測量成果の造林補助申請への活用方法を習得しました。

2026年2月6日(金) 森林資源情報把握研修会(安曇野市)

ドローン空撮画像を活用した森林資源情報等の把握方法を習得しました。当日は、ドローンによる空撮とQGISを使った手順について演習形式で学びました。本年は、資源情報把握手順のプラグインについても紹介いただきました。今後、参加者の皆様にもご協力いただきながら現場データと比較してブラッシュアップを図っていく予定です。

2026年3月13日(金) QGIS高度活用研修会(安曇野市)

「業務で使うQGISver.3完全使いこなしガイド」等の著者であるエアロトヨタ株式会社の喜多耕一氏を講師に招き、QGISの応用的な活用方法を習得するとともに、参加者の日常の課題等を共有し、その課題を解決していただくかたちで実践的な研修を行いました。

当会では今後も、GISやドローン、GNSS測量にとどまらず、現場で役立つ新たな技術の普及を進めて参ります。

GNSS測量・QGIS基本操作研修会

地形から読む 森林ゾーニング研修会

ドローン測量研修会

QGIS高度活用研修会