アカマツ被害林の再生と被害材活用の実証事業に取り組んでいます

当会では、松本広域森林組合と合同で松くい虫によるアカマツ被害林の再生と被害材活用の実証事業に取り組んでいます。これは、第6回農中森力基金助成事業により実施しているものです。(→森力基金助成事業ニュースリリースはこちらから

事業地では、2020年5月に汎用型ドローンによる空撮を行い、オルソ画像を作成し、アカマツ健全木と被害木の資源量を算出しました。また、林床の更新木調査を実施し、低木除去を実施し上木であるアカマツ伐出後の更新方法の検討を行っています。

現在、アカマツの伐出とチップ化を行っており、小型チッパー機の生産性分析を行っています。

今後、中型チッパー機の生産性分析と費用対効果の検証を行うとともに、所有界の確定と抵抗性アカマツの植栽、有用広葉樹の育成を行っていきます。